18日、旭川競馬場で行われた4R・フレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)は、
五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気
シルバーカテリーナ(牝2、北海道・桑原義光厩舎)が好スタートから先手を取り主導権を握ると、直線に向いても脚色が衰えず、2番人気
ラブラブガッキーに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分03秒0(良)。この勝利が新種牡馬
シルバーチャーム産駒の初勝利(輸入後)となった。
勝った
シルバーカテリーナは、
父シルバーチャーム、母が99年北海道
3歳優駿(交流GIII)3着の
ウランウラン(
その父ブライアンズタイム)。伯父に95年
皐月賞(GI)、
日本ダービー(GI)3着の
オートマチックがいる血統。
同馬の
父シルバーチャームは、
父Silver Buck、
母Bonnie's Poker(
その父Poker)という血統の米国産馬。97年に
ケンタッキーダービー(米G1)、
プリークネスS(米G1)を制して米2冠を達成。3冠目の
ベルモントS(米G1)は2着に敗れたが、翌年のドバイワールドC(首G1)ではスウェイン
Swainとの叩き合いを制してG1・3勝目を飾った。通算成績24戦12勝(重賞11勝)。
00年から米国で種牡馬入りし、サン
フェリペS(米G2)を制した
Preachinatthebarなどを輩出。
JRAでは外国産馬、持込馬などこれまで5頭が出走し、現6勝の
マルブツシルヴァー(牡6、栗東・加用正厩舎)などが活躍している。
日本では05年より供用。現在は青森県の日本軽種馬協会七戸種馬場で繋養されており、国内初年度は102頭に種付けして69頭が血統登録されている。