現地時間18日、英・アスコット競馬場で行われた
プリンスオブウェールズS(4歳上、英G1・芝10f、12頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気デュークオブ
マーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が、中団追走から直線で一気に伸びると、フェニックス
タワー Phoenix Towerに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分05秒35(良)。さらに短頭差の3着にパイプドリーマー Pipedreamerが入った。
勝ったデュークオブ
マーマレードは、
父デインヒル、
母Love Me True(
その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。昨春は英2000ギニー(英G1)4着、愛2000ギニー(愛G1)4着、セント
ジェイムズパレスS(英G1)2着と欧州3歳マイル戦線で好走を見せ、秋は
愛チャンピオンS(愛G1)で
ディラントーマス Dylan Thomasの2着、クイーンエリザベス2世S(英G1)ではラ
モンティ Ramontiの3着に健闘。今年初戦のガネー賞(仏G1)で悲願のG1制覇を果たし、前走のタタソールズゴールドC(愛G1)も制覇。これで3か国に渡りG1・3連勝となった。通算成績12戦4勝(重賞3勝)。