19日、旭川競馬場で行われた第12回
北海道スプリントC(3歳上、交流GIII・ダート1000m、1着賞金3000万円)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
ジョイフルハート(牡7、栗東・小野幸治厩舎)が、スタート直後からハナを奪うと、直線でも危なげない手応えでリードを保ち、7番人気
ダイワメンフィスに2.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは59秒4(稍重)。さらに2馬身差の3着に3番人気
アグネスジェダイが入った。
勝った
ジョイフルハートは、
父サクラバクシンオー、
母マイワイルドフラワー(
その父Topsider)。半妹に今年の
ヴィクトリアマイル(GI)3着の
ブルーメンブラット(牝5、栗東・石坂正厩舎、
父アドマイヤベガ)がいる。01年セレクトセールにて2000万円(税抜)で落札されていた。
04年6月のデビュー勝ち以来、06年
BSN賞(OP、新潟・ダート1200m)、06年
エニフS(OP、京都・ダート1400m)勝ちを含む11戦連続連対。07年ガーネットS(GIII)で13着に敗れて連対がストップした後は精彩を欠いたが、約5か月ぶりの前走・
栗東S(OP)で
スリープレスナイトの2着に逃げ粘り、復調ぶりを示していた。今回が重賞初制覇。通算成績17戦9勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。
鞍上の
武豊騎手は、06年、07年(いずれも
アグネスジェダイ)に続くこのレース3連覇。
ユキチャンで制した前日の
関東オークス(交流GII、川崎)に続く交流重賞2日連続勝利となった。また、
JRA所属馬は01年
ノボジャック以来の8連勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。