22日、阪神競馬場で行われた第13回
マーメイドS(3歳上牝、GIII・芝2000m)は、高野容輔騎手騎乗の12頭立て最低人気(単勝116.3倍)
トーホウシャイン(牝5、栗東・崎山博樹厩舎)が、後方追走から直線で内を突いて伸びると、逃げた10番人気
ピースオブラヴを外から1.1/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分03秒5(重)。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気
ソリッドプラチナムが入り、3連単は1,930,350円の大波乱となった。1番人気の
ベッラレイアは3番手追走も5着に敗れている。
勝った
トーホウシャインは、
父スペシャルウィーク、
母ホークズフォーチュン(
その父Silver Hawk)という血統。06年3月にデビューし、同年7月に8戦目(小倉・芝1800m)で初勝利。07年7月の3歳上500万下(小倉・芝1800m)で2勝目をマークした。その後は7戦するも4着が最高で、7日の4歳上1000万下(東京・芝2000m)は9着。今回はメンバー中最軽量となる48kgでの出走だった。通算成績22戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の高野容輔騎手は02年のデビュー以来初の
JRA重賞制覇で、昨年5月以来となる
JRA勝利。管理する崎山博樹調教師は
アクティブバイオで制した03年
アルゼンチン共和国杯(GII)以来の
JRA重賞制覇で、通算では11勝目となった。