06年の
シンザン記念(GIII)を勝った
ゴウゴウキリシマ(牡5、栗東・梅田康雄厩舎)が、25日付で
JRA競走馬登録を抹消したことがわかった。今後は佐賀へ移籍する予定。
ゴウゴウキリシマは、
父キングヘイロー、母が
マルシンアモン(
その父バイアモン)。同厩の半弟に昨年の朝日杯フューチュリティS(GI)で2着に入った
レッツゴーキリシマ(牡3、
父メジロライアン)がいる。04年北海道オータムセール1歳にて250万円(税抜)で落札されていた。
05年6月にデビューし、3戦目で初勝利。
小倉2歳S(GIII)4着、
デイリー杯2歳S(GII)5着と重賞でも好走し、
千両賞(500万下)で2勝目を挙げると、8番人気(単勝43.5倍)で出走した
シンザン記念を逃げ切り。
キングヘイロー産駒として初の
JRA重賞勝ち馬となった。その後は
皐月賞(GI)、
NHKマイルC(GI)にも出走したが、それぞれ18着、15着と大敗。同レース以来約2年2か月の間、戦列から離れていた。通算成績11戦3勝(重賞1勝)。