25日、荒尾競馬場で行われた第10回
九州王冠(九州地区交流、ダート1400m、1着賞金60万円)は、尾林幸彦騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.0倍)
ケイウンヘイロー(牡5、荒尾・佐伯茂樹厩舎)が、最初のコーナーで先頭に立ち、道中の主導権を握ると直線では早めにスパート。2番人気ナセの追い上げを3/4馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは1分27秒3(不良)のコースレコード。さらに2馬身差の3着に3番人気
アーリーオータムが入っている。
勝った
ケイウンヘイローは、
父パークリージェント、
母ナイスラック(
その父ナイスネイチャ)という血統。05年6月に荒尾でデビューし、堅実に勝ち鞍を重ねると、06年秋に
JRAへ移籍。移籍後は結果を残すことができず、07年に現厩舎へ復帰した。復帰4戦目の07年
大阿蘇大賞典(荒尾)で重賞初制覇。ここ17戦で11勝をマークする活躍を見せていた。通算成績48戦27勝(うち
JRA4戦0勝、重賞2勝)。