JRAは2日、6月29日の
宝塚記念(GI)で最下位14着に敗れた
アドマイヤオーラ(牡4、栗東・松田博資厩舎)が、右橈側手根骨々折を発症したと発表した。3か月以上の休養を要する見込み。
アドマイヤオーラは、
父アグネスタキオン、母が95年阪神3歳牝馬S(GI)を制した
ビワハイジ(
その父Caerleon)という血統。半兄に05年
京成杯(GIII)を制した
アドマイヤジャパン(
父サンデーサイレンス)がいる。
07年
シンザン記念(GIII)で重賞初制覇。続く
弥生賞(GII)も制し、
皐月賞(GI)4着、
日本ダービー(GI)3着とクラシック戦線で活躍。今年の
京都記念(GII)で重賞3勝目を挙げた後はドバイデューティフリー(首G1)に出走し、9着に敗れていた。昨年5月にも左橈側手根骨々折を発症し、約6か月の休養を余儀なくされている。通算成績12戦4勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。