6日、阪神競馬場で行われた4R・メイクデビュー阪神(2歳新馬、芝1800m)は、
武豊騎手騎乗の2番人気
ロジユニヴァース(牡2、美浦・
萩原清厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、ゴール前急追した1番人気
プロスアンドコンズを1/2馬身差抑えて優勝。この勝利が新種牡馬
ネオユニヴァース産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分49秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には3番人気
ロードジーニスが入った。
勝った
ロジユニヴァースは、
父ネオユニヴァース、
母アコースティクス(
その父Cape Cross)。叔父に今年の
若葉S(OP)を勝った
ノットアローン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)がいる血統。
同馬の
父ネオユニヴァースは、
父サンデーサイレンス、
母ポインテッドパス(
その父Kris)という血統。03年
皐月賞(GI)、
日本ダービー(GI)を勝ちクラシック2冠を達成。
宝塚記念(GI)ではその年の2冠馬としては異例の出走を果たすも4着、3冠達成のかかった
菊花賞(GI)では3着に敗れた。翌04年、
大阪杯(GII)を制し臨んだ
天皇賞・春(GI)10着後に骨折と屈腱炎の発症が判明し、通算13戦7勝(重賞5勝)の成績で引退。現在は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで繋養されており、初年度は228頭に種付けして161頭が血統登録されている。