6日、福島競馬場で行われた第57回
ラジオNIKKEI賞(3歳、GIII・芝1800m)は、
内田博幸騎手騎乗の8番人気
レオマイスター(牡3、美浦・
古賀慎明厩舎)が、中団追走から直線で脚を伸ばすと、早め先頭から粘り込みを図った6番人気
ノットアローンをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分46秒8(良)。1番人気の
ダイバーシティはさらにアタマ差の3着に敗れている。
勝った
レオマイスターは、
父ニューイングランド、
母ローズレッド(
その父ジャッジアンジェルーチ)。従兄に02年
富士S(GIII)を勝った
メイショウラムセスがいる血統。昨年7月のデビュー戦(福島・芝1200m)を制し、3戦目の
福島2歳S(OP)も2着に好走。5戦目の
ひいらぎ賞(500万下)で2勝目を挙げた。その後はニュージーランドT(GII)5着などはあったものの、勝ちきれないレースが続いており、前走の
エーデルワイスS(1000万下)は10着だった。通算成績10戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の
内田博幸騎手は先週の
宝塚記念(GI、
エイシンデピュティ)に続く
JRA重賞制覇で今年3勝目、通算8勝目。管理する
古賀慎明調教師は07年
クイーンS(GIII、
アサヒライジング)に続く
JRA重賞通算2勝目。また、
ニューイングランド産駒は
JRA重賞初制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。