20日、新潟競馬場で行われたサ
マースプリントシリーズ第2戦・第8回
アイビスサマーダッシュ(3歳上、GIII・芝直線1000m)は、
小牧太騎手騎乗の2番人気
カノヤザクラ(牝4、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中は先団後方の外ラチ沿いを追走。ゴール前で馬群を割って伸び、10番人気
シンボリグランに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは54秒2(良)。さらにクビ差の3着には6番人気
アポロドルチェが入り、1番人気の
エイムアットビップは16着に敗れた。
勝った
カノヤザクラは、
父サクラバクシンオー、
母ウッドマンズシック(
その父Woodman)という血統。半姉に02年
セントウルS(GIII)2着の
パイアン(
父Cozzene)がいる。06年10月のデビュー戦(中京・芝1200m)を5馬身差で圧勝すると、続く
かえで賞(500万下、京都・芝1400m)をレコードで制し2連勝。その後も07年
ファルコンS(GIII)2着、
セントウルS(GII)2着、
京阪杯(GIII)3着など重賞で好走を見せており、今回が重賞初勝利となった。通算成績15戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の
小牧太騎手は
ワンダースピードで制した
アンタレスS(GIII)に続く今年の
JRA重賞4勝目で、通算12勝目。管理する橋口弘次郎調教師は
スリープレスナイトで制した
CBC賞(GIII)に続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算では68勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。