06年佐賀記念(交流GIII)を勝ったマイネルボウノット(牡7、美浦・畠山重則厩舎)が、23日付でJRA競走馬登録を抹消したことがわかった。今後は乗馬となる予定。

　同馬は、父バブルガムフェロー、母サンエイリボン(その父インイクストリーミス)という血統。半姉にJRA2勝のエアシャングリラ(父ゴールデンフェザント)がいる。

　03年12月に美浦・萩原清厩舎からデビュー。2戦目(中山・ダート1800m)を7馬身差で快勝すると、ダート中距離戦で勝ち星を積み重ね、05年層雲峡特別(1000万下)から同年12月の春待月S(OP)まで4連勝を達成。06年平安S(GIII)8着から臨んだ佐賀記念では1番人気に応え重賞初制覇を果たした。続く名古屋大賞典(交流GIII)2着、東海S(GII)2着と好走を見せたが、その後は勝ち星に恵まれず、今春現厩舎に移籍。昨年6月から7戦して2桁着順が続いており、最後のレースとなった20日のマリーンS(OP)は12着だった。通算成績36戦8勝(うち地方6戦1勝、重賞1勝)。