26日、小倉競馬場で行われた第10回
小倉サマージャンプ(障害3歳上、JGIII・芝3390m)は、菊地昇吾騎手騎乗の1番人気
バトルブレーヴ(牡6、栗東・
本田優厩舎)が、早め先頭からリードを広げ、3番人気
コウエイトライに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは3分40秒5(良)のコースレコード。さらに大差の3着には6番人気
ブラックコンドルが入った。
勝った
バトルブレーヴは、
父ジェニュイン、
母ユニバース(
その父ダンシングブレーヴ)という血統。04年10月にデビューし、10戦目で初勝利を挙げると、その後も芝の中長距離戦を中心に出走。06年
白川特別(1000万下)で
ポップロックの2着に入るなど好走し、07年6月の関ヶ原S(1600万下)を勝ってオープン入りを果たした。入障後は3勝を挙げており、今回が3連勝での重賞初制覇となった。通算成績42戦9勝(うち地方1戦0勝、障害8戦4勝、重賞1勝)。
鞍上の菊地昇吾騎手は
テイエムエースで制した今年の
東京ハイジャンプ(JGII)に続く
JRA重賞2勝目。管理する
本田優調教師は昨年の開業以来初の
JRA重賞制覇となった。
なお、従来のレコードは、04年7月25日に
ロードプリヴェイルが記録した3分41秒4(良)で、今回これを0.9秒更新した。