3月の
高松宮記念(GI)7着後、種牡馬入りが発表されるも繋養先が未定となっていた
フサイチリシャール(牡5)が、来シーズンから北海道新ひだか町の
アロースタッドで種牡馬入りすることがわかった。
フサイチリシャールは、
父クロフネ、母が99年4歳牝馬特別・西(GII)など重賞4勝を挙げた
フサイチエアデール(
その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に05年
クイーンC(GIII)を制した
ライラプス(
父フレンチデピュティ)がいる。03年セレクトセール当歳において9900万円(税抜)で落札された。
05年の東京スポーツ杯2歳S(GIII)で重賞初制覇を飾ると、続く朝日杯フューチュリティS(GI)も制し同年の
JRA賞最優秀2歳牡馬に選出。その後は低迷が続いたが、06年
阪神C(GII)で約1年ぶりの勝利を飾った。今年の
高松宮記念出走後、左前脚の腱が一部断裂していることが判明し引退が発表されていた。通算成績24戦5勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。