13日、旭川競馬場で行われたホッカイドウ競馬の3冠最終戦・第29回
王冠賞(3歳、ダート2100m、1着賞金300万円)は、
佐々木国明騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍)ボク(牡3、北海道・若松平厩舎)が、中団追走から徐々に進出し、4角手前で先頭に並びかけると後続を突き放し、5番人気
フットソウルジャーに4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分22秒0(良)。さらにクビ差の3着に2番人気
コルチャックが入った。
勝ったボクは、
父タヤスツヨシ、母が98年
高崎オークス(高崎)を勝った
ラヴミードゥ(
その父シャーディー)という血統。昨年4月にデビューし、2戦目で初勝利。
イノセントC(旭川)3着、サン
ライズC(旭川)3着など重賞での好走を経て、6月の
北海優駿(旭川)で重賞初制覇。前走の
華月賞(旭川)は2着に敗れていた。今回の勝利で
北海優駿に続く、ホッカイドウ競馬2冠を達成した。通算成績12戦5勝(重賞2勝)。