18日、
水沢競馬場で行われた第13回
クラスターC(3歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、
川島正太郎騎手騎乗の8番人気(単勝70.6倍)
プライドキム(牡6、船橋・川島正行厩舎)が、好位追走から4角で先頭に立つと、直線で力強く抜け出し、中団から差を詰めた1番人気
フェラーリピサに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分24秒3(稍重)のコースレコード。さらに4馬身差の3着には2番人気
トーセンブライトが入った。
勝った
プライドキムは、
父アフリート、
母ステファーナ(
その父リアルシャダイ)という血統。
JRA所属時は04年
全日本2歳優駿(交流GI)、兵庫
ジュニアGP(交流GIII)を制覇。その後は低迷が続いたが、南関東移籍後は07年
船橋記念(南関東G3)、報知
グランプリC(南関東G3)を制すなどの活躍を見せている。通算成績24戦7勝(うち
JRA12戦2勝、重賞5勝)。
鞍上の
川島正太郎騎手(17)は今年5月5日のデビューからわずか3か月(78戦目)での交流重賞制覇。南関東以外で騎乗するのはこのレースが初めてだった。また、所属先でもあり、今回騎乗した
プライドキムを管理する川島正行調教師(60)は父。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。