4日、
園田競馬場で行われた第5回園田
チャレンジC(3歳上、ダート1400m、1着賞金200万円)は、
下原理騎手騎乗の3番人気
フサイチミライ(牝5、兵庫・橋本忠男厩舎)が、中団追走から直線で追い込み、逃げた7番人気
プリティスキャンをゴール前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分29秒0(良)。さらにクビ差の3着には8番人気
クィーンロマンス(笠松)が入り、1番人気
ゴールドアランは4着に敗れている。
勝った
フサイチミライは、
父エンドスウィープ、
母フサイチヨーコ(
その父アンバーシャダイ)。伯父に94年朝日杯3歳S(GI)を勝った
フジキセキがいる血統。03年セレクトセール当歳にて2100万円(税抜)で落札されている。06年4月に美浦・
加藤征弘厩舎からデビューし、未勝利のまま愛知へ移籍。2勝を挙げて再び中央に転入するも勝ち星を挙げられず、その後兵庫へ移籍した。移籍後はコンスタントに勝利を重ね、今年7月の
兵庫サマークイーン賞(姫路)で重賞初制覇。今回の勝利が重賞2勝目となった。通算成績21戦8勝(うち
JRA6戦0勝)。
なお、同馬には当初、
田中学騎手が騎乗する予定だったが、落馬負傷のため、
下原理騎手に騎手変更となっていた。