7日、新潟競馬場で行われた第28回
新潟2歳S(2歳、GIII・芝1600m)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
セイウンワンダー(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、道中は最後方を追走。直線で外ラチ沿いを一気に伸び、15番人気
ツクバホクトオーに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒4(不良)。さらにハナ差の3着には4番人気
バンガロールが入った。
勝った
セイウンワンダーは、
父グラスワンダー、
母セイウンクノイチ(
その父サンデーサイレンス)という血統。今年の
JRAブリーズアップセールにて最高価格となる2600万円(税抜)で落札されている。
6月21日のデビュー戦(阪神・芝1600m)は逃げた
ツルマルジャパンに1/2馬身差まで詰め寄って2着。2戦目となった前走の未勝利(阪神・芝1600m)では単勝1.1倍の圧倒的1番人気に応え、6馬身差の圧勝で初勝利を飾っていた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は
キンシャサノキセキで制した
函館スプリントS(GIII)に続く今年の
JRA重賞10勝目で、通算21勝目。新潟では初の重賞制覇となる。また、管理する領家政蔵調教師は
チアズメッセージで制した04年
京都牝馬S(GIII)以来の
JRA重賞制覇で、通算11勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。