現地時間7日、愛・レパーズタウン競馬場で行われた
愛チャンピオンS(3歳上、愛G1・芝10f、8頭立て)は、K.マニング騎手騎乗の1番人気ニューアプローチ
New Approach(牡3、愛・J.ボルジャー厩舎)が、
トラフィックガード Traffic Guardに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分07秒50(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着にはモ
アズウェルズ
Mores Wellsが入った。なお、G1・5連勝中のデュークオブ
マーマレード Duke of Marmaladeは馬場悪化を理由に出走を取り消している。
勝ったニューアプローチは、
父Galileo、母が86年の
愛チャンピオンS勝ち馬
Park Express(
その父Ahonoora)という血統の愛国産馬。半兄に98年
高松宮記念(GI)を制した
シンコウフォレスト(
父Green Desert)がいる。
昨年7月のデビューからナショナルS(愛G1)、デューハーストS(英G1)を含む5連勝をマーク。今年に入ってからは英・愛2000ギニー(G1)でいずれも2着に敗れたが、英ダービー(英G1)を制して欧州3歳馬の頂点に輝いた。初の古馬相手となった前走の英インターナショナルS(英G1)はデュークオブ
マーマレードの3着。今回の勝利でG1・4勝目となった。通算成績10戦7勝(重賞6勝)。
なお、今後は10月5日の
凱旋門賞(仏G1)、10月18日の英チャンピオンS(英G1)、10月25日の
BCクラシック(米G1)のうち2レースに出走する見通しとなっている。