10日、荒尾競馬場で行われた九州産馬限定重賞・第12回
霧島賞(3歳上、ダート1500m、1着賞金800万円)は、
和田竜二騎手騎乗の2番人気
テイエムミゴテカ(牝5、栗東・岩元市三厩舎)が、2番手追走から抜け出しにかかったところを、中団から追走した村島俊策騎手騎乗の7番人気
テイエムジカッド(牡4、栗東・
木原一良厩舎)が外から襲いかかり、2頭並んでゴール。長い写真判定の結果、同着となった。勝ちタイムは1分34秒8(良)。さらに1馬身差の3着に3番人気
テイエムヨカドーが入り、竹園正繼氏の所有馬が上位を独占した。1番人気
スズノクロヒョーは5着。
勝った
テイエムミゴテカは、
父スペシャルウィーク、
母エスキナッソ(
その父Rahy)という血統の鹿児島産馬。05年7月にデビューし、2戦目(小倉・芝1200m)で初勝利。他に荒尾で2勝を挙げ、重賞では06年
たんぽぽ賞(荒尾)、
霧島賞でいずれも2着に入っていた。通算成績31戦4勝(うち地方6戦3勝、重賞1勝)。
勝った
テイエムジカッドは、
父テイエムオペラオー、母が
JRA1勝の
テイエムスコール(
その父タマモクロス)という血統の鹿児島産馬。06年7月にデビューし、重賞の07年
たんぽぽ賞で初勝利。今回はそれ以来の勝利となった。通算成績24戦2勝(うち地方5戦2勝、重賞2勝)。