今年の米2冠馬ビッグブラウン
Big Brown(牡3、米・R.デュトロウJr.厩舎)が、現地時間13日に米・モンマスパーク競馬場で行われた特別戦・モンマスS(3歳上、芝9f、9頭立て)にK.デザーモ騎手騎乗の1番人気で出走。スタートから先手を取るとゴール前までしぶとく粘り、
プラウディン
スキー Proudinskyをクビ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分47秒41(良)。
勝ったビッグブラウンは、
父Boundary、母Mien(
その父Nureyev)という血統の米国産馬。昨年9月のデビューから無傷の5連勝で
ケンタッキーダービー(米G1)、
プリークネスS(米G1)の2冠を制覇。3冠のかかった
ベルモントS(米G1)では、好位追走から失速して競走を中止したが、前走のハスケル招待H(米G1)でG1・4勝目をマークしており、今回はデビュー戦以来となる芝でのレースだった。通算成績8戦7勝(重賞4勝)。
次走は10月25日にサンタ
アニタパーク競馬場で行われる
BCクラシック(米G1)を予定しており、昨年の米
年度代表馬カーリン Curlinや、日本から参戦予定の
カジノドライヴとの対決に注目が集まる。