23日、
船橋競馬場で行われた第55回
日本テレビ盃(3歳上、交流GII・ダート1800m、1着賞金4000万円)は、
的場文男騎手騎乗の2番人気
ボンネビルレコード(牡6、美浦・
堀井雅広厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、好位から先に抜け出していた1番人気
フリオーソとの一騎打ちを3/4馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分47秒8(不良)のコースレコード。さらに5馬身離れた3着には3番人気
サンライズバッカスが入った。勝った
ボンネビルレコードには11月3日に
園田競馬場で行われる
JBCクラシック(交流GI・ダート1870m)の優先出走権が与えられる。
ボンネビルレコードは、
父アサティス、
母ダイワスタン(
その父マルゼンスキー)という血統。04年10月に大井・庄子連兵厩舎からデビューし、05年
黒潮盃(南関東G2)、05年
東京記念(南関東G2)、06年サンタ
アニタT(南関東G3)、07年
金盃(南関東G2)を制すなど活躍。昨年春に中央に移籍し、移籍後は昨年の
帝王賞(交流GI)、今年の
かしわ記念(交流GI)をいずれも
的場文男騎手とのコンビで制している。前走の
帝王賞は
フリオーソの2着。今回4度目の対戦で初めて
フリオーソに先着を果たした。通算成績38戦9勝(うち地方31戦9勝、重賞7勝)。
なお、従来のレコードは87年5月18日に
キクノダンサーが記録した1分48秒8。今回これを21年ぶりに更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。