タニノムーティエ、
タニノチカラなどの名馬を育て上げた島崎宏元調教師が、23日(火)午後4時27分、滋賀県内の病院で病気のため亡くなったことがわかった。享年74歳。通夜は24日(水)午後6時から、告別式は25日(木)午前11時30分から、ともに滋賀県草津市の「草津
シティホール」で営まれる。喪主は長男の島崎栄司氏。
島崎宏(しまざき ひろし)氏は1933年生まれ、京都府出身。52年に騎手としてデビューし、
JRA通算1167戦133勝の成績を残した。66年に調教師免許を取得し、70年の
日本ダービー、
皐月賞を制した
タニノムーティエ、73年
天皇賞・秋、74年
有馬記念を制した
タニノチカラなどの名馬を管理。
JRA重賞は15勝を挙げた。通算成績は
JRA7527戦577勝(うち障害142戦14勝)、地方70戦10勝。04年に調教師を引退している。