28日、
盛岡競馬場で行われた第10回
OROカップ(地方全国交流、芝1700m、1着賞金500万円)は、沢田盛夫利騎手騎乗の4番人気
クルセイズ(牝7、岩手・
佐々木由則厩舎)が、好位3、4番手追走から内を突いて抜け出し、外から差を詰める圧倒的1番人気(単勝1.2倍)
ボスアミーゴをハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分45秒4(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気
ピンクゴールドが入った。
勝った
クルセイズは、
父バブルガムフェロー、母が
JRA4勝の
アローアゲイン(
その父トニービン)という血統。04年4月に栗東・田中章博厩舎からデビューし、未勝利のまま愛知へ移籍。愛知では17勝を挙げる活躍を見せ、昨年から岩手に移籍。7勝のほか、昨年の
ビューチフル・ドリーマーC(水沢)3着、今年の
せきれい賞(盛岡)3着など重賞でも好走を見せていた。通算成績93戦25勝(うち
JRA6戦0勝、重賞1勝)。