現地時間5日、仏・ロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞(3歳上、仏G1・芝2400m)の
メイショウサムソン関係者コメントは以下の通り。
(
武豊騎手)
スタートがあまりよくなく難しい競馬だった、残念。スピードに乗りかかった時に外から挟まれて位置取りが後ろになってしまった。道中はいい感じで進めたが、いきたがる素振りも見せ、結果として窮屈なレースになってしまった。前にザルカヴァを見ながらレースを進めたが、(直線で)あっという間に離された。
状態もよかったし、こちらの芝も上手に走ってくれた。この馬ならチャンスがあると思っていたので残念。また日本の馬で挑戦したい。
(高橋成忠調教師)
厩舎に戻ってきてからも異常もなく元気にしている。ゲートはザルカヴァが最後に入れると聞いていたので(サムソンは)3、4番目にはゲートに入れると思っていた。しかし実際には最後の枠入りで、いきなりゲートが開いて馬がとまどってしまった。さらにスタート直後に両側からはさまれて位置取りが悪くなり、レースの流れに乗れなかったのが痛かった。馬もよく動いていたし、悪い状態ではなかった。(4番)枠をいかせればおもしろい競馬になったかもしれない。
この馬の力も感じたし、成長していると感じた。今後については、早々にもう一度競馬に使ってみたい。
ジャパンカップは当然視野に入っているし、馬の状態次第では天皇賞という選択肢もある。