7日、
金沢競馬場で行われた第28回
白山大賞典(3歳上、交流GIII・ダート2100m、1着賞金2500万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
スマートファルコン(牡3、栗東・
小崎憲厩舎)が、スタートから先手を取ると直線に入ってもリードを保ち、5番人気
ヤマトマリオンの追撃を2.1/2馬身差抑え逃げ切った。勝ちタイムは2分14秒1(重)。さらに2馬身差の3着に3番人気
サカラートが入った。
勝った
スマートファルコンは、
父ゴールドアリュール、
母ケイシュウハーブ(
その父ミシシッピアン)。半兄に99年
東京大賞典(交流GI)を勝った
ワールドクリーク(
父マジックミラー)がいる血統。
昨年10月の新馬戦(東京・ダート1600m)を快勝。今年1月の
ジュニアC(OP、中山・芝1600m)を勝った後は芝路線を進んだが、
皐月賞(GI)で18着と大敗。
ジャパンダートダービー(交流GI)で
サクセスブロッケンの2着に入り、初の古馬相手となった前走の
KBC杯(OP、小倉・ダート1700m)を逃げ切ってここに臨んでいた。これでダート戦では6戦4勝、2着2回と連対率100%を誇っている。通算成績10戦5勝(うち地方2戦1勝、重賞1勝)。
なお、
ゴールドアリュール(
父サンデーサイレンス)産駒は交流重賞初制覇。他に
タケミカヅチ(
皐月賞-GI・2着)、
タケショウクィーン(
黒潮皐月賞-高知、
黒潮菊花賞-高知)などがいる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。