7日、旭川競馬場で行われた第3回道営ス
プリント(3歳上、ダート1000m、1着賞金200万円)は、
五十嵐冬樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.4倍)
ラブストレングス(牝3、北海道・
村上正和厩舎)が、好スタートから楽な手応えでハナに立つと、直線では後続を突き放し、3番人気
セイウンドーバーに4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは59秒0(重)のコースレコード。さらに1馬身差の3着に9番人気
タカノダンサーが入っている。
勝った
ラブストレングスは、
父クリプティックラスカル、
母オーナースズラン(
その父ミルグロリー)という血統。昨年5月のデビュー戦(門別・ダート1200m)を7馬身差で圧勝するも、その後は2戦して、11着、9着と敗退。今年初戦となった
北斗盃(札幌・ダート1000m)を逃げ切って重賞初制覇を飾り、古馬との初対戦となった
エトワール賞(札幌・ダート1000m)も快勝した。その後は
北海道スプリントC(交流GIII)7着、
JRAの潮騒特別(1000万下、函館・芝1200m)15着と連敗を喫したが、旭川の一般戦を2連勝してここに臨んでいた。通算成績10戦6勝(うち
JRA1戦0勝、重賞3勝)。
なお、従来のレコードタイムは06年7月19日に
アドミラルサンダーが記録した59秒1で、今回これを0.1秒更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。