12日、東京競馬場で行われた第59回
毎日王冠(3歳上、GII・芝1800m)は、好スタートを切った
藤岡佑介騎手騎乗の2番人気
スーパーホーネット(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)が、先団追走から直線で徐々に脚を伸ばすと、逃げ込みを図る圧倒的1番人気(単勝1.5倍)
ウオッカをゴール寸前でアタマ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分44秒6(良)。さらに2馬身差の3着には10番人気
アドマイヤフジが入った。
勝った
スーパーホーネットは、
父ロドリゴデトリアーノ、
母ユウサンポリッシュ(
その父エルセニョール)という血統。2歳時から朝日杯フューチュリティS(GI)2着などの活躍を見せており、昨年10月の
スワンS(GII)で重賞初制覇。続く
マイルCS(GI)では
ダイワメジャーにクビ差まで迫る2着に好走した。今年5月の京王杯ス
プリングC(GII)で重賞2勝目。1番人気で出走した前走の
安田記念(GI)は8着だった。通算成績23戦9勝(重賞3勝)。
鞍上の
藤岡佑介騎手は
トーセンキャプテンで制した
函館記念(GIII)に続く今年の
JRA重賞4勝目で、通算12勝目。管理する
矢作芳人調教師は
スーパーホーネットで制した京王杯ス
プリングCに続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算では4勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。