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京都大賞典、トーホウアランが久々の勝利

  • 2008年10月12日(日) 15時45分
 12日、京都競馬場で行われた第43回京都大賞典(3歳上、GII・芝2400m)は、鮫島良太騎手騎乗の4番人気トーホウアラン(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)が、中団追走から直線で馬群を割って鋭く伸びると、6番人気アドマイヤモナークに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分26秒9(良)。さらにアタマ差の3着に7番人気アイポッパーが入った。1番人気アルナスラインは5着、今年の天皇賞・春(GI)勝ち馬で2番人気のアドマイヤジュピタは10頭立ての9着に敗れている。

 勝ったトーホウアランは、父ダンスインザダーク母ヒドゥンダンス(その父Nureyev)という血統。デビュー4戦目の06年京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を飾り、日本ダービー(GI)はメイショウサムソンの9着。骨折休養明けの菊花賞(GI)で8着に敗れるも、続く中日新聞杯(GIII)で重賞2勝目を挙げた。その後、約1年2か月の休養を経て今年2月に復帰し、前走の朝日チャレンジC(GIII)は2着。今回が復帰6戦目で、約1年10か月ぶりの勝利となった。通算成績13戦5勝(重賞3勝)。

 鞍上の鮫島良太騎手阪神牝馬S(GII、エイジアンウインズ)に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算3勝目。管理する藤原英昭調教師は札幌記念(GII、タスカータソルテ)に続くJRA重賞制覇で今年5勝目、通算17勝目。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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