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米遠征中のカジノドライヴが快勝

  • 2008年10月13日(月) 10時00分
 現地時間25日のBCクラシック(米G1)出走のため渡米しているカジノドライヴ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、12日に米・サンタアニタパーク競馬場で行われた条件戦(3歳上、オールウェザー8.5f、7頭立て)にV.エスピノーザ騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.4倍)で出走。4角先頭から直線に向いて楽な手応えで抜け出し、ダコタフォン Dakota Phoneに3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分42秒14(良)。

 勝ったカジノドライヴは、父Mineshaft、母がデムワーゼルS(米G2)勝ち馬Better Than Honour(その父Deputy Minister)、祖母がケンタッキーオークスBlush with Prideという血統の米国産馬。半姉に昨年のベルモントSなど米G1・4勝のラグストゥリッチズ Rags to Riches(牝4、父A.P.Indy)、半兄に06年ベルモントSを勝ったジャジル Jazil(牡5、父Seeking the Gold)がいる。06年キーンランド・セプテンバーイヤリングセールにて95万ドルで落札されていた。

 今年2月の新馬戦(京都・ダート1800m)を2着に2.3秒をつける大差で圧勝。2戦目となったピーターパンS(米G2)を制し、日本調教馬初のアメリカダート重賞勝利の快挙を達成した。3きょうだい制覇のかかったベルモントS(米G1)は挫石のため直前で出走取消。その後は一旦帰国し、今月1日に再渡米していた。通算成績3戦3勝(うち海外2戦2勝、重賞1勝)。

藤沢和雄調教師のコメント】
「久々のレースだったせいか馬があまり本気になっていないような感じもありましたが、道中は楽なレース運びができ、非常に良いプレップレースになりました。前2走では、スタートでやや出遅れるようなところがあったのですが、今回が一番うまく発馬できたように思います。

 ヴィクター(エスピノーザ騎手)によれば、初の合成素材馬場(プロライド)でのレースもうまくこなしていたとのことで、馬場に関しても心配なさそうです。

 レース後の馬の状態を確認してからになりますが、今後は予定通りハリウッドパーク競馬場に戻って直前追い切りを行い、ブリーダーズカップクラシックに臨みたいと思っています」

【V.エスピノーザ騎手のコメント】
「序盤はスローペースだったので、早めに前へ行かせました。この馬の能力を確かめておきたかったので、最後の直線で一度だけ気合を入れましたが、それだけで十分にこの馬の素晴らしさを確認できました。次走のブリーダーズカップクラシックでの騎乗が本当に楽しみになりました」

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