13日、
盛岡競馬場で行われた第21回
南部杯(3歳上、交流GI・ダート1600m、1着賞金5000万円)は、
幸英明騎手騎乗の2番人気
ブルーコンコルド(牡8、栗東・服部利之厩舎)が好位から直線に向くと、早め先頭から抜け出していた4番人気
メイショウバトラーを交わし、2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒3(良)。1番人気
ワイルドワンダーはさらに1.3/4馬身差の3着に敗れた。
勝った
ブルーコンコルドは、
父フサイチコンコルド、
母エビスファミリー(
その父ブライアンズタイム)という血統。これまでに05年
JBCスプリント(交流GI、名古屋・ダート1400m)、06年、07年
南部杯、06年J
BCマイル(交流GI、川崎・ダート1600m)、06年
東京大賞典(交流GI、大井・ダート2000m)、07年
かしわ記念(交流GI、船橋・ダート1600m)などを制覇。今回の勝利で
シンボリルドルフ、
テイエムオペラオー、
アドマイヤドン、
ディープインパクトと並ぶ歴代最多タイのGI・7勝目(すべて交流)となった。通算成績44戦15勝(うち地方14戦8勝、重賞11勝)。
鞍上の
幸英明騎手、管理する服部利之調教師ともに
南部杯は3勝目。交流GIとなった97年以降、
JRA所属馬は10勝目(他は岩手2勝)となった。なお、
ブルーコンコルドには、11月3日(祝・月)に
園田競馬場で行われる
JBCスプリント(交流GI・ダート1400m)、および
JBCクラシック(交流GI・ダート1870m)の優先出走権が与えられる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。