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現役最多勝馬・ストロングボスが引退

  • 2008年10月14日(火) 18時00分
 サラブレッド現役最多の41勝を誇っていたストロングボス(牡10、高知・打越初男厩舎)が、現役を引退することがわかった。今後は高知県幡多郡黒潮町の太陽牧場で余生を送る予定。

 ストロングボスは、父Capote母Spring Valley(その父Affirmed)という血統の米国産馬。叔母にインペリアルジェスチャー Imperial Gesture(ベルデイムS-米G1)がいる。

 01年8月、大井・赤嶺本浩厩舎からのデビュー戦を制し、約1年8か月の休養後に現厩舎へ移籍。高知でも勝ち続け、03年12月までデビュー以来13連勝をマークした。04年建依別賞(高知)で重賞初制覇。その後も05年二十四万石賞(高知)、05年建依別賞(高知)、07年二十四万石賞(高知)などの重賞を勝っている。今年5月のムーンストーン特別(高知)で41勝目を挙げ、93年〜00年にかけて宇都宮を中心に活躍したブライアンズロマン(1991年生)が持つ43勝のサラブレッド通算勝利数記録まであと2と迫っていたが、6月8日のレースを最後に戦列を離れていた。通算成績90戦41勝(重賞4勝)。

 ちなみに、アラブも含めた最多勝は、今年7月に54勝目を挙げた現役のエスケープハッチ(牡8、高知・田中譲二厩舎)となっている。

【打越初男調教師のコメント】
「長い間競走馬として、すばらしい足跡を残してくれた。夢と希望をありがとう。本当にお疲れ様でした」

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