18日、東京競馬場で行われた第10回東京オータムジャンプ(障害3歳上、JGIII・芝3300m)は、横山義行騎手騎乗の3番人気
タイキレーザー(牡5、美浦・
土田稔厩舎)が、先団追走から最終障害手前で先頭に立ち、2番人気
ヴリルに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分36秒7(良)。さらに6馬身差の3着には10番人気
クルワザードが入った。1番人気
バトルブレーヴは4着。
勝った
タイキレーザーは、
父Spectrum、
母Private Encore(
その父Niniski)という血統の愛国産馬。従兄に
タイキシャトル(
ジャックルマロワ賞-仏G1など)がいる。06年3月にデビュー。平地9戦未勝利で昨年秋に障害入りし、入障5戦目から2連勝を飾った。2走前の
新潟ジャンプS(JGIII)は1番人気で5着。今回が重賞初勝利となった。通算成績18戦3勝(うち障害9戦3勝、重賞1勝)。
鞍上の横山義行騎手は
メルシーエイタイムで制した昨年の
中山大障害(JGI)以来の
JRA重賞制覇で通算9勝目。管理する
土田稔調教師は
タイキバカラで制した04年
クリスタルC(GIII)以来の
JRA重賞制覇で、通算では3勝目となった。