現地時間18日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英チャンピオンS(3歳上、英G1・芝10f、11頭立て)は、K.マニング騎手騎乗の1番人気ニューアプローチ
New Approach(牡3、愛・J.ボルジャー厩舎)が、トワイスオーバー
Twice Overに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分00秒13(良)。さらに1.1/2馬身差の3着にはリンガリ
Linngariが入った。
勝ったニューアプローチは、
父Galileo、母が86年のフィーニクスチャンピオンS(愛G1)勝ち馬
Park Express(
その父Ahonoora)という血統の愛国産馬。半兄に98年
高松宮記念(GI)を制した
シンコウフォレスト(
父Green Desert)がいる。
昨年7月のデビューからナショナルS(愛G1)、デューハーストS(英G1)を含む5連勝をマーク。今年に入ってからは英・愛2000ギニー(G1)でいずれもヘンリーザナヴィゲーター
Henrythenavigatorの2着に敗れたが、英ダービー(英G1)を制して欧州3歳馬の頂点に輝いた。初の古馬との対戦となった英インターナショナルS(英G1)はデュークオブ
マーマレード Duke of Marmaladeの3着に敗れたが、続く前走の
愛チャンピオンS(愛G1)を制し、今回の勝利でG1・5勝目となった。通算成績11戦8勝(重賞7勝)。
なお、同馬はこのレースを最後に引退する見通しとなっている。