20日、荒尾競馬場で行われた未来優駿 2歳重賞シリーズ第2戦・第29回九州ジュニアグランプリ(2歳、ダート1500m、1着賞金250万円)は、倉富隆一郎騎手騎乗の1番人気ギオンゴールド(牝2、佐賀・九日俊光厩舎)が、2番手追走から直線に向いて伸び、逃げた3番人気アビンニャー(佐賀)に2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒7(良)の2歳コースレコード。さらに8馬身離れた3着には4番人気リバーインバウンド(荒尾)が入った。

　勝ったギオンゴールドは、父ゴールドヘイロー、母マルタカウィーラ(その父アレミロード)という血統。今年7月のデビューから順調に勝ち星を伸ばし、前走のアルデバラン賞(佐賀・ダート1400m)まで無傷の4連勝をマークしていた。通算成績5戦5勝(重賞1勝)。