JRAは27日、これまでレースレーティング(数値)を基準としてIRPAC(国際格付け番組企画諮問委員会)により決定されていた日本の(国際)平地重賞競走の国際
グレード格付けについて、さらなる日本の国際化への取り組みにより、09年度から、他のパートI国同様に国際承認を得た自国の格付け委員会において
グレード格付けを行うことになったと発表した。
※(国際)平地重賞競走…内国産馬に外国産馬および海外調教馬が混合して出走できる重賞競走
◆「日本
グレード格付け管理委員会」の構成メンバー
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JRA代表 2名
・
地方競馬全国協会代表 2名
・日本軽種馬協会代表 1名
・ARF(アジア競馬連盟)日本代表国際格付番組企画諮問委員会委員 1名
・ARF日本代表ワールドレーティング統括委員会委員 1名
合計7名
※なお、今後は
地方競馬のJpn格付けについても、「日本
グレード格付け管理委員会」が行うこととなり、現行の「ダート競走格付け委員会」は解散となる。
◆
グレード格付けの条件
(国際)競走であって、レースレーティング・本賞金額が格付け管理基準に定めた基準を満たしている競走。
ただし、新設競走など過去2年間の施行実績がない競走については
グレードが付与されない。
なお、格付け管理基準については「平成21年度重賞競走一覧(
JRA発行、11月中旬発表予定)」に記載される。
◆
グレード格付け表記
「
グレード格付けの条件」を満たし、委員会で格付けを承認された競走は
グレード(GI、GII、またはGIII)表記される。(国際)競走ではない競走については、これまで通りJpn(I、II、III)表記となる。
◆「日本
グレード格付け管理委員会」開催予定日
第1回 08年10月31日(金)