JRAは27日、現在、米・ケンタッキー州のダービーダンファームで種牡馬として供用されているアルデ
バラン Aldebaran(牡10)を購買契約したことを発表した。
同馬は父Mr.Prospector、母がモイグレアスタッドS(愛G1)、コロネーションS(英G1)を勝った
Chimes of Freedom(
その父Private Account)という血統の米国産馬。現役時代は03年
サンカルロスH(米G1)、メトロポリタンH(米G1)、フォアゴーH(米G1)を制し、同年の米最優秀ス
プリンターに選出された。通算成績25戦8勝(重賞5勝)。
04年より種牡馬入りし、現3歳が初年度産駒。日本での主な産駒には、今年の
ファルコンS(GIII)を制した
ダノンゴーゴー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)、
JRA現2勝の
フサイチコウキ(牡3、美浦・
加藤征弘厩舎)などがいる。
なお、アルデ
バランは現在、米国において輸出のための検査中で、日本へは11月下旬に輸入される予定。到着後は輸入検疫の後、12月中旬に(社)日本軽種馬協会に寄贈され、静内種馬場に繋養される予定となっている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。