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JBCクラシック、ヴァーミリアンが国内GI・6連勝

  • 2008年11月03日(月) 15時40分
 3日、園田競馬場で行われた第8回JBCクラシック(3歳上、交流GI・ダート1870m、1着賞金1億円)は、武豊騎手騎乗の1番人気ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂正厩舎)が、3番手追走から徐々に進出すると、逃げ粘る2番人気サクセスブロッケン(JRA)との叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分56秒7(良)のコースレコード。さらに3/4馬身差の3着には6番人気メイショウトウコン(JRA)が入った。

 勝ったヴァーミリアンは、父エルコンドルパサー、母がJRA1勝のスカーレットレディ(その父サンデーサイレンス)という血統。同厩の半兄に05年東海S(GII)など重賞4勝のサカラート(牡8、父アフリート)がいる。

 昨年1月の川崎記念(交流GI)でGI初制覇を飾ると、ドバイワールドC(首G1)4着からの帰国初戦となったJBCクラシック(交流GI、大井)、続くジャパンCダート(GI)、東京大賞典(交流GI)を連勝。昨年のJRA賞最優秀ダートホースに輝いた。今年初戦のフェブラリーS(GI)も制してGI・5勝目。前走のドバイワールドCは12着に敗れており、今回はそれ以来約7か月ぶりのレースだった。通算成績24戦12勝(うち地方7戦7勝、海外2戦0勝、重賞10勝)。

 JBCクラシックの連覇はアドマイヤドン(02年〜04年)、タイムパラドックス(05年、06年)に続く3頭目。

 また、鞍上の武豊騎手は2日の天皇賞・秋(ウオッカ)に続く2日連続のGI制覇で、JBCクラシックは05年タイムパラドックス、07年ヴァーミリアンに続く3勝目。管理する石坂正調教師は昨年に続くこのレース2勝目となった。

 なお、従来のレコードは04年兵庫チャンピオンシップ(交流GII)でメイショウムネノリが記録した1分57秒3(不良)。今回これを0.6秒更新した。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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