今年の
BCクラシック(米G1)を制したレイヴンズパス
Raven's Pass(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)が現役を引退し、来年からアイルランドのキルダンガンスタッドにて種牡馬入りすることがわかった。種付料は4万ユーロ(約500万円)の予定。
レイヴンズパスは、
父Elusive Quality、
母Ascutney(
その父Lord at War)という血統の米国産馬。昨年7月のデビューから3連勝でソラリオS(英G3)を制し重賞初制覇を飾ると、その後はセント
ジェイムズパレスS(英G1)、サセックスS(英G1)でいずれもヘンリーザナヴィゲーター
Henrythenavigatorの2着に敗れるなど、G1で2着3回と惜敗が続いていたが、クイーンエリザベス2世S(英G1)で悲願のG1初制覇。続く
BCクラシックでは初のオールウェザートラックながら快勝し、G1連勝を飾っていた。通算成績12戦6勝(重賞4勝)。