今年の
毎日王冠(GII)を勝った
スーパーホーネットなどを管理する
矢作芳人調教師(47、栗東)の著書「開成調教師 〜安馬を激走に導く厩舎マネジメント〜」が先月24日に発売され、ファンや競馬関係者の間で大きな話題を集めている。
矢作芳人調教師は、進学校として有名な開成高校出身という異色の経歴を持ち、14回目の調教師試験で合格した苦労人。同書は矢作師の生い立ちから調教師になるまでのエピソードや、地味な血統、安価な馬で好成績を残している“矢作マジック”の秘密、今後の競馬界への提言など、従来の調教師本とは一線を画す内容となっている。
【
矢作芳人(やはぎ よしと)調教師プロフィール】
1961年生まれ。東京都出身。開成中学〜高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員を経て、04年に14回目の受験で調教師試験に合格した。05年3月に開業し、08年11月9日現在、
JRA通算1099戦99勝(重賞4勝)の成績を残している。
【目次】
第1章「
スーパーホーネットの挑戦」
第2章「開成から調教師」
第3章「開成式厩舎経営塾」
第4章「矢作厩舎の馬はなぜ穴を開けるのか?」
第5章「未来への提言」
著者:
矢作芳人定価:945円(税込)
発行元:白夜書房
発売日:10月24日(金)
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