23日、京都競馬場で行われた第25回
マイルCS(3歳上、GI・芝1600m)は、
吉田豊騎手騎乗の4番人気
ブルーメンブラット(牝5、栗東・石坂正厩舎)が、道中は中団を追走。直線に向いて馬群のインから抜け出すと、外から追い込んだ1番人気
スーパーホーネットを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。さらに3/4馬身差の3着には10番人気
ファイングレインが入った。
勝った
ブルーメンブラットは、
父アドマイヤベガ、
母マイワイルドフラワー(
その父Topsider)という血統。半兄に今年の
北海道スプリントC(交流GIII)を制した
ジョイフルハート(牡7、栗東・小野幸治厩舎、
父サクラバクシンオー)がいる。
06年1月のデビューから2戦目で初勝利。同年の
フラワーC(GIII)で3着に入るなど3歳時から重賞戦線で活躍を見せており、昨年の
阪神C(GII)では
スズカフェニックスの3着。
阪神牝馬S(GII)2着から臨んだ今年の
ヴィクトリアマイル(GI)では2着
ウオッカとタイム差なしの3着に好走している。前走の
府中牝馬S(GIII)で
カワカミプリンセスを破って悲願の重賞初制覇。先週の
エリザベス女王杯(GI)にも登録があったが、陣営はこのレースに照準を絞っていた。通算成績24戦8勝(重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。