JRAは24日、30日に東京競馬場で行われる
ジャパンC(GI)に出走予定の
メイショウサムソン(牡5、栗東・高橋成忠厩舎)に、
石橋守騎手が騎乗予定となったと発表した。
当初は
武豊騎手騎乗の予定だったが、同騎手は23日の京都競馬5Rで落馬し、右尺骨骨幹部を骨折。
ジャパンCには騎乗不可能となっていた。
石橋守騎手はデビューから18戦で
メイショウサムソンに騎乗し、06年
皐月賞(GI)、06年
日本ダービー(GI)、07年
天皇賞・春(GI)など重賞5勝を含む8勝。昨年の
宝塚記念(GI、2着)以来約1年5か月ぶりのコンビ復活となる。
また、12月7日に行われる
ジャパンCダート(阪神、GI)で
武豊騎手が騎乗を予定していた
ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂正厩舎)には
岩田康誠騎手が騎乗する予定。同騎手は
ヴァーミリアンに初騎乗となる。
【高橋成忠調教師のコメント】
「今朝、松本好雄オーナーと話し合いを行いました。
武豊騎手が負傷で乗れなくなりましたので、
ジャパンCでは
メイショウサムソンに以前乗っていた
石橋守騎手に騎乗してもらうのが一番良いであろうということになり、石橋騎手にお願いしたところ、本人から快く承諾してもらいました。
メイショウサムソンにはこれまで石橋騎手と
武豊騎手の二人しかレースで乗ってなく、昨年フランスに行くということで
武豊騎手に代わった経緯がありましたが、今回また元の鞍上に戻ったような形です。石橋騎手には今週の調教にも乗ってもらえるように話ができました。馬は非常に元気も良く、順調にきていますし、乗り慣れた騎手ですので手替わりという感じもなく、安心しております」