26日、
浦和競馬場で行われた第29回彩の国
浦和記念(3歳上、交流GII・ダート2000m、1着賞金4000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
スマートファルコン(牡3、栗東・
小崎憲厩舎)がスタートから先手を取ると、直線では後続を突き放し、8番人気
アンパサンドに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分04秒8(重)。さらにクビ差の3着に6番人気
クレイアートビュンが入り、2番人気
フィールドルージュは4着に敗れた。
勝った
スマートファルコンは、
父ゴールドアリュール、
母ケイシュウハーブ(
その父ミシシッピアン)。半兄に99年
東京大賞典(交流GI)を勝った
ワールドクリーク(
父マジックミラー)がいる血統。
昨年10月の新馬戦(東京・ダート1600m)を快勝。今年1月の
ジュニアC(OP、中山・芝1600m)を勝った後は芝路線を進んだが、
皐月賞(GI)で18着と大敗した。
ジャパンダートダービー(交流GI)で
サクセスブロッケンの2着に入り、
白山大賞典(交流GIII)で重賞初制覇。前走の
JBCスプリント(交流GI)は2着に入っていた。これでダートでは8戦5勝、2着3回と連対率100%となっている。通算成績12戦6勝(うち地方4戦2勝、重賞2勝)。
【岩田騎手のコメント】
「できれば(ハナに)行こうと思っていた。直線では後続の脚音も聞こえなかったし、スムーズな競馬ができた。いい馬に乗せてもらい勝てて嬉しい。1400〜1600mが一番レースはしやすいが、地方の小回りはこの馬のスピードを活かせるので合っている。今後はこの馬でGIを勝ちたいし、それだけの力を持った馬。これからも応援よろしくお願いします」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。