7日、阪神競馬場で行われた第9回
ジャパンCダート(3歳上、GI・ダート1800m)は、
C.ルメール騎手騎乗の4番人気
カネヒキリ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)が、中団追走から直線で馬群を割って伸びると、外から伸びた7番人気
メイショウトウコンの追撃をアタマ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分49秒2(良)。さらにクビ差の3着に、
メイショウトウコンと一緒に伸びてきた1番人気
ヴァーミリアンが入った。
勝った
カネヒキリは、
父フジキセキ、
母ライフアウトゼア(
その父Deputy Minister)。伯父に種牡馬
Silver Deputy(
父Deputy Minister)がいる血統。
05年
ユニコーンS(GIII)で重賞初制覇を収めると、05年
ジャパンダートダービー(交流GI)、ダービー
グランプリ(交流GI)、05年
ジャパンCダート(GI)、06年
フェブラリーS(GI)を制覇。06年
帝王賞(交流GI)2着後に右前浅屈腱炎を発症し、07年に一度帰厩したが再発、再び長期休養を余儀なくされた。度重なる故障から復帰し、約2年4か月ぶりの前走・
武蔵野S(GIII)では2番人気に推されたが9着に敗れていた。通算成績16戦9勝(うち地方3戦2勝、海外1戦0勝、重賞6勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。