01年の
ジャパンダートダービーなどを制した
トーシンブリザード(牡10)が種牡馬を引退し、北海道新ひだか町の荒木育成牧場で功労馬として供用されることがわかった。
同馬は、
父デュラブ、母が
JRA1勝の
ユーワトップレディ(
その父ブレイヴェストローマン)という血統。2歳時の00年9月にデビューし、デビューから無傷の7連勝で全日本
3歳優駿(交流GII)、
京浜盃(南関東G2)、羽田杯(南関東G1)、
東京王冠賞(南関東G1)、
東京ダービー(南関東G1)を制し、南関東3冠を達成。続く
ジャパンダートダービー(交流GI)を制覇し8連勝としたが、骨折のためぶっつけで挑んだ
東京大賞典(交流GI)で3着に敗れ連勝はストップした。その後、翌年の
かしわ記念(交流GII)を制し、
フェブラリーS(GI)2着など中央馬相手にも好走を見せた。05年
JBCスプリント(交流GI、7着)を最後に現役を引退している。通算成績は30戦9勝(うち
JRA3戦0勝、重賞7勝)。
06年から北海道新冠町の白馬スタリオン
ステーションで種牡馬入りし、現1歳が初年度産駒。初年度は9頭に種付けされ、2頭が血統登録されている。