91、92年と
マイルCSを2連覇した
ダイタクヘリオス(牡21)が12日早朝、繋養先の青森県・山内牧場で死亡した。
同馬は、
父ビゼンニシキ、
母ネヴアーイチバン(
その父ネヴァービート)という血統。現役時代は前出の
マイルCS(GI)2連覇のほか、90年
クリスタルC(GIII)、91年
マイラーズC(GII)、高松宮杯(GII)、92年
マイラーズC、
毎日王冠(GII)などを制した。通算成績35戦10勝(重賞7勝)。
93年から日高軽種馬農協門別種馬場で種牡馬となり、00年の
JRA最優秀父内国産馬、
最優秀短距離馬に輝いた
ダイタクヤマトほか、01年報知
オールスターC(川崎)を勝った
スピーディドゥや01年
東海菊花賞(名古屋)優勝の
センゲントウショウ、02年
北斗盃(札幌)優勝の
シンメイマサコなどを出したが、加齢性の受胎率の低下で種付けの希望が減少。来年からは功労馬として余生を過ごすことが決まったばかりだった。