現地時間14日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港スプリント(3歳上、香G1・芝1200m)は、D.ビードマン騎手騎乗の11番人気
インスピレーション Inspiration(セン5、香・J.ムーア厩舎)が、中団追走から鋭い末脚を見せ、グリーン
バーディー Green Birdie(香)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒68(良)。さらに1/2馬身差の3着に1番人気
アパッチキャット
Apache Cat(豪)。日本の
ローレルゲレイロ(6番人気)は8着、
トウショウカレッジ(12番人気)は9着に敗れている。
勝った
インスピレーションは、
父Flying Spur、
母La Bamba(
その父ラストタイクーン)という血統の豪州産馬。前走の
香港スプリントトライアル(香LG2)は7着に敗れていた。今回が重賞初制覇。通算成績23戦7勝。
【
四位洋文騎手(
ローレルゲレイロ騎乗)のコメント】
「調教師の指示で外目に出してほしいとのことだったので、外にいきました。他馬にまくられないよう4コーナーで早めに動きました。もうひと伸びがあればよかったですが、そこが課題ですね。調子はよかったと思います」
【
昆貢調教師のコメント】
「勝ちにいってのことなので、この結果は仕方がありません。もう1つ上のギアが欲しかったですね。こういった経験が今後の成長を促してくれると思います」
【
池添謙一騎手(
トウショウカレッジ騎乗)のコメント】
「返し馬での雰囲気は悪くなかったです。結果的には差のないところまできましたが、仕方ないですね。この香港国際競走には毎年でもチャレンジしたいですね」
【池添兼雄調教師のコメント】
「時計が高速決着ではなかったので上位に来れないこともなかったでしょうが、敗れたということは芝が合わなかったのかもしれないし、展開が向かなかったのかもしれません」