現地時間14日、香港・シャティン競馬場で行われた
香港マイル(3歳上、香G1・芝1600m)は、C.スミヨン騎手騎乗の2番人気グッドババ(セン6、香・A.シュッツ厩舎)が、中団追走から直線で力強く伸び、
エイブルワン Able Oneに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒71(良)のコースレコード。さらに3/4馬身差の3着にイジプシャンラ
Egyptian Raが入った。1番人気
アルマダは6着。日本の
スーパーホーネットは4番人気に推され、中団追走から伸びを見せたが5着に敗れている。
勝ったグッドババは、
父Lear Fan、
母Elle Meme(
その父Zilzal)という血統の米国産馬。05年3月にデビューし、昨年のこのレースでG1初制覇。今年に入っても
スチュワーズC(香LG1)、
クイーンズシルバージュビリーC(香LG1)、
チャンピオンズマイル(香G1)を制し、前走のインターナショナルマイル
トライアル(香LG2)は3着に敗れていた。通算成績30戦14勝(重賞7勝)。
【
藤岡佑介騎手(
スーパーホーネット騎乗)のコメント】
「できるだけ前でレースをしたいと思っていましたが、馬がズブくなってきていることもあり、ポジションが後ろになってしまいました。馬自体の調子はそれほど悪くなかったと思います。応援してくれた皆様には申し訳ありませんでした。自分自身にとっては良い経験ができました。今後の騎乗に活かしていきたいと思います」
【
矢作芳人調教師のコメント】
「今ではマイルはやや短いのかもしれません。スタッフも万全を期してできることはすべてやってきましたが、今日に関しては
スーパーホーネット本来のデキではなかったかもしれません。応援してくれた方々には申し訳ない結果となりました。ぜひまた挑戦したいです」