JRAは24日、06年
アンタレスS(GIII)を勝った
フィフティーワナー(セン6、栗東・安田隆行厩舎)が、25日付で
JRAの競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。
フィフティーワナーは、
父Fusaichi Pegasus、
母Heraklia(
その父Irish River)という血統の米国産馬。叔父に01年
セントライト記念(GII)を勝った
シンコウカリドがいる。
05年7月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、重賞初制覇となった06年
アンタレスS(GIII)まで5連勝。その後休養に入り、今年3月の
仁川S(OP)で約1年10か月ぶりの勝利を挙げた。その後も
東海S(GII)3着、
マーキュリーC(交流GIII)2着など重賞戦線で安定した走りを見せていたが、11月24日の
トパーズS(OP)で6着に敗れた後、右前浅屈腱炎を発症。9か月以上の休養を要すると診断されていた。通算成績13戦6勝(うち地方1戦0勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。