18日、中山競馬場で行われた第49回
京成杯(3歳、GIII・芝2000m)は、
福永祐一騎手騎乗の2番人気
アーリーロブスト(牡3、栗東・
本田優厩舎)が、2番手追走から直線坂上で先頭に立つと、中団から馬群を割って伸びた1番人気
ナカヤマフェスタをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着には13頭立ての最低人気
モエレビクトリーが入った。なお、4番人気
サンライズキールは4コーナー手前で馬体に故障を発生。騎手が落馬し競走を中止している。
勝った
アーリーロブストは、
父バブルガムフェロー、母が
JRA1勝の
クワイエットアース(
その父Mazel Trick)という血統。07年HBAオータムセール1歳にて560万円(税抜)で落札されている。昨年10月のデビューから2戦はいずれも2着に敗れたが、3戦目(京都・芝1600m)で初勝利。続く前走の
エリカ賞(500万下、阪神・芝2000m)も制してここに臨んでいた。通算成績5戦3勝。
鞍上の
福永祐一騎手は
ジェルミナルで制した
フェアリーS(GIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算67勝目。管理する
本田優調教師は
バトルブレーヴで制した昨年の
小倉サマージャンプ(JGIII)に続く
JRA重賞2勝目。平地重賞は初制覇となった。