24日、中山競馬場で行われた
アレキサンドライトS(4歳上1600万下、ダート1800m)に、
カジノドライヴ(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)が安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)で出走。2番手追走から持ったままで先頭に立つと、後続との差を徐々に広げ、3番人気
ダイワルビアに3.1/2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分49秒9(不良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気
ドリーミーペガサスが入った。
カジノドライヴは、
父Mineshaft、
母Better Than Honour(
その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。半姉に07年
ベルモントS(米G1)を制したラグストゥリッチズ
Rags to Riches(父A.P.Indy)、半兄に06年
ベルモントSを勝ったジャジル
Jazil(
父Seeking the Gold)がいる。
昨年2月の新馬戦(京都・ダート1800m)を大差で圧勝。2戦目となったピーターパンS(米G2)を制し、日本調教馬初のアメリカダート重賞勝利の快挙を達成した。
ベルモントSは挫石のため直前で出走取消。秋に再渡米し、条件戦を勝って臨んだ
BCクラシック(米G1)は最下位の12着。前走の
ジャパンCダート(GI)は6着だった。通算成績6戦4勝(うち海外3戦2勝、重賞1勝)。